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防災・防犯

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担当 : 企画振興課 / 掲載日 : 2022/08/15

<災害>
現在高知県で最も警戒が必要な災害は“南海トラフ地震”です。
昭和22年の昭和南海地震からすでに70年以上経過しており、周期的にはいつ次の大地震がおきてもおかしくない状況です。
そのため、高知県では沿岸部に多くの“津波避難タワー”を整備し、住宅の耐震化改修に補助金を出すなど、南海トラフ地震対策に力を入れて取り組んでいます。

仁淀川町は海から遠く離れた町のため、津波はありません。
地震の際に想定される主な災害として、土砂崩れによる道路の通行止めや家屋の倒壊などの恐れがあります。

高知は昔から台風の多い土地ですが、近年町内で人命に関わるような大きな被害のあった台風の襲来、接近はありません。
過去に大きな被害となったのは、昭和50年8月の台風5号です。高知県宿毛市付近に上陸し、特に仁淀川上流では記録的な集中豪雨となり、土砂崩れや河川の氾濫により、人家や家畜の流失・浸水が多発しました。



<防災>
消防は、仁淀川町と近隣2町で組織しています。(高吾北(こうごほく)消防署 仁淀川町役場から、車で約20分)
仁淀川町には役場のある大崎地区に“仁淀川分署”が置かれています。
また、仁淀川町では、災害時や急病人搬送のため、10カ所以上のヘリポートを整備しています。
仁淀川町は消防団の活動も活発で、地元出身者や移住者問わず、多くの団員が活動しています。

仁淀川町役場本庁舎は、2017年10月に竣工した3階建ての建物です。免震構造を採用し、非常用発電機を整備するなど大規模災害時の際に災害対応の拠点として、十分な備えとなっています。

◇ことば:消防団とは
消防団は日頃は各々の職業に専念し(サラリーマンや自営業、団体職員など)、災害等の際には消防団員としてその対応に当たります。
災害対応のほか、火災警報機の普及活動や防火訪問など、地域のための活動を行う組織です。
消防団員は普段は生業を持ちながらも「自らの地域は自らが守る」という精神に基づき、災害発生時屋訓練時には自宅もしくは職場等から出動して活動します。身分は非常勤特別職の地方公務員となり、地方公務員法の適用を受けないので各市町村が条例で身分を定めています。



<警察>
佐川警察署管内にあたる仁淀川町内には、4カ所の駐在所があります。

◇ことば:交番と駐在所の違い
いずれも、「警察官が勤務し、地域住民の皆さんの暮らしの安全を守る拠点」という役割は同じです。主に都市部に置かれ、複数の警察官が交代で警戒活動を行っているのが“交番”、1人の警察官が家族とともに生活するのが“駐在所”です。
仁淀川町は人口が少なく、犯罪の発生も少ないため、交番ではなく “駐在所”が置かれています。



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