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仁淀川町再造林率100%宣言

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担当 : 農林課 / 掲載日 : 2023/06/23

 これまで本町における森林整備は間伐主体で進めてきました。しかしながら本町の森林資源である人工林は、50年生以上のスギ、ヒノキが大半を占め、利用時期を迎えていること、また大径木化が進む中で、大径木の需要が少ないなどの問題から、今後は皆伐(※)を交えた森林整備へと転換していく計画を進めておりますが、担い手不足や森林所有者の関心離れなどから再造林が進んでいない現状があります。本宣言は、「再造林率100%」「林業適地以外の広葉樹林化」「再造林の担い手の育成」を基本理念に掲げており、将来的には花粉症対策苗の導入や、地域に自生する樹木から種子を採取し苗木を生産し、地域ブランドを立ち上げ50年後に引き継ぐ計画や、現在進めている本町独自の「林業研修生制度」を活用しての再造林の担い手を育成していく事などが盛り込まれております。
 森林資源は循環利用していくことが重要であり、人工林においては伐採跡地を再び経済林とするのか、自然に還していくのか、今後どのような森林整備を進めていくかなど、町民の皆さまや森林所有者の方々から心配の声が寄せられているのも事実です。
今回の宣言はそうした方々へのメッセージでもあり、町が中心となって皆さまとともに山づくりを進めていくことが次の世代や未来に対する本町の責務であると考えております。
 今後は仁淀川町林業振興センターを中心に体制を整備し、当宣言の目的達成に向けて取り組んでいきます。

※皆伐:対象となる森林の区域にある樹木をすべて伐採すること。

仁淀川町再造林率100%宣言(PDF:1.79MB)


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