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景観行政団体への移行について

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担当 : 企画振興課 / 掲載日 : 2025/03/01

令和7年3月1日から仁淀川町は「景観行政団体」になりました

仁淀川町は高知県北西部に位置し、「奇跡の清流 仁淀川」や「仁淀ブルー」と称される清流が町を東西に流れています。この川は、安居渓谷、中津渓谷、岩屋川渓谷などの美しい渓谷を形成し、多くの観光客を魅了しています。また、桜や花桃、棚田、茶畑、紅葉など、四季折々の自然が美しい景観を作り出しています。

さらに、町内には歴史と文化を伝える貴重な文化財が数多く残っています。たとえば、池川神楽・安居神楽・名野川磐門神楽の3つの土佐の神楽、土佐三大祭りの一つである秋葉まつり、平家の落人伝説が伝わる椿山太鼓踊り・都の太鼓踊りなどがその代表です。

仁淀川町では、これらの豊かな森林や河川などの自然資源、そして歴史・文化資源を適切に保全し、地域の誇る景観を未来に伝えるための取り組みを進めています。その一環として、令和7年3月1日から景観法に基づく景観行政団体となり、地域資源を活かした景観施策を推進しています。

景観行政団体とは

景観法を活用した景観施策を行うことができる地方公共団体のことです。
都道府県、政令市および中核市は、景観法の規定により自動的に景観行政団体になりますが、その他の市町村は、都道府県知事との協議により景観行政団体になることができます。

景観行政団体ができること

景観に関するまちづくりを進めるための基本的計画となる「景観計画」を策定することができます。景観計画に地域の良好な景観の形成に関する方針や基準などを定めることにより、建築物や工作物のデザインや色彩などに対して届出・勧告を基本とした規制・誘導を行うことができるようになります。また、良好な景観形成に重要な建造物や樹木を景観重要建造物及び樹木に指定することにより、地域の景観資源の保全を図ることができるようになるなど、地域の課題に対応したきめ細やかな景観まちづくりが可能となります。


寺村の花桃



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