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ようこそ、仁淀川町のホームページへお越しくださいました。
町長の片岡信博です。
私は、「守りと攻めの町政、未来を開く住民の力」という政治姿勢のもと、町民の皆さまと共に歩む町政を進めてまいります。
「守り」とは、町民の命と暮らしを守り、仁淀川町の豊かな自然や歴史、文化をしっかりと次の世代へとつなぐことです。
「攻め」とは、良いと思うことには果敢に挑戦し、たとえ失敗してもそこから学びを得て、町民の力を信じながら共に前進していく姿勢です。
この二つの理念を両立させながら、町民の皆さまのご理解とご協力を得て、仁淀川町の未来を切り拓いてまいります。
〇3つの重点方針
第1の柱:「守りと攻めのまちづくり」
防災と観光を両立させるため、平時は宿泊施設として、災害時は避難所となる移動式住宅「コンテナハウス」を設置するなど、安心・安全で持続可能なまちづくりを進めます。
第2の柱:「カーボンニュートラル × 学びに強いまちづくり」
本町は5か所の水力発電所を有し、地域の電力需要を大きく上回る電力量を生み出しています。この豊富な再生可能エネルギーを活かし、地域内循環型の持続可能な社会を構築します。また、子どもから高齢者までが共に学び合う拠点づくりを進め、将来のUターンを促す土壌を育てていきます。さらに、木質バイオマスを活用した温浴施設などを整備し、「東洋のツェルマット」と呼ばれるような自然共生型の町を目指します。
第3の柱:「町の強みを生かした産業と定住の振興」
仁淀ブルーを活かした滞在型観光をはじめ、林業・農業・エネルギー・防災・医療などの分野での官民連携を強化し、雇用創出と移住・定住促進を進めてまいります。
〇重点施策と広域連携
重点施策として、「お出かけをあきらめないフレイルに強い町づくり」「子育てと教育に強い町づくり」「町の資源を生かした産業振興」の3点を掲げています。特に、巡回バスやデマンド交通を組み合わせた「モビリティ・オアシス」の構築により、誰もが移動をあきらめずに暮らせる町を目指します。
また、国道33号・439号を軸とした広域連携を強化し、国の支援制度や補助事業を活用しながら、町の基盤整備と地域活性化を進めます。
仁淀川町のフレイル予防活動は全国的にも注目される先進事例です。高齢者が支え合いながら主体的に活動するこの取組を基盤に、医療・交通・買い物など、日常生活を支える官民協働のモデルを構築してまいります。
〇結びに
俳人・種田山頭火が詠んだ「山のよろしさ。水のよろしさ。人のよろしさ。」の言葉のとおり、仁淀川町の最大の宝は「人のよろしさ」です。“年をとっても未来は変えられる”という希望を胸に、町民の力を信じ、「自律した大人の町」の実現に全力で取り組んでまいります。
どうぞ今後とも、仁淀川町への温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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